漆喰とは?
漆喰とは、消石灰を原料とした壁材のことです。
内壁だけでなく、外壁にも利用することができます。
真っ白な壁や、あえて凹凸を残した壁が魅力です。
漆喰のメリットとは?
漆喰のメリットは、3つです。
まず、耐久性に優れていること。
最近の住宅では、ビニールクロスで仕上げてあることが多いです。
ビニールクロスは、低価格で短い工期で施工できるのがメリットです。
しかし、変色や剥がれなどの経年劣化をするため、定期的に張り替えを行わなければいけません。
漆喰なら、長時間経過しても見た目がほとんど変わりません。
その耐久性は、100年とも言われています。
お子様が壁にイタズラ書きしてしまった時は、ビニールクロスならその部分を張り替えなければいけません。
漆喰なら、上塗りすればイタズラ書きを消すことができます。
次に、調質効果に優れていること。
漆喰を顕微鏡で見ると、とても小さい孔がたくさん空いているのが分かります。
この多孔性があることによって、梅雨の時など湿度が高い時期には余計な水分を吸い取り、冬の乾燥する時期には水分を放出します。
まるで呼吸をするかのようにしてお部屋の調質を行い、一年を通して快適な暮らしを実現することができます。
また、多孔性があることによって、嬉しい殺菌効果や消臭効果も。
漆喰は強アルカリ性なので、調質する中で空気の殺菌効果が期待できます。
防カビ・防ダニはもちろん、化学物質を軽減する効果があるのも嬉しいところ。
ペットがいらっしゃるご家庭では、ペットの臭い対策にも効果的です。
最後に、耐火性があること。
漆喰は、建築基準法で不燃材料として認められるほど燃えにくい素材です。
そのため、もし火事になってしまっても火がお部屋に広がりにくいです。
また、ビニールクロスは化学物質でできているため、燃えると有害ガスが発生する恐れがあります。
その点、漆喰なら自然由来の原料で作られているため、消火中や避難中に煙を吸ってしまったとしても危険性が下がります。
漆喰のデメリットとは?
漆喰のデメリットは、2つあります。
まず、施工期間が長いこと。
漆喰は、養生、下塗り、仕上げ塗りの順に行います。
そのため、ビニールクロスと比較すると施工期間は長くなります。
また、職人の技術によって仕上がりに差が出やすいです。
次に、費用が高いこと。
施工期間が長い分、コストも高くなります。
しかし、ビニールクロスのように定期的な張り替えは必要ないので、長期的に考えた時の漆喰の耐久性の良さは魅力です。
入間リフォームでは、腕の良い職人が施工させていただきます。
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