外壁に使う塗料の種類とは?
外壁塗装に使用される塗料の主な種類は、「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」の4つです。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の順に、価格と耐久性が上がります。
つまり、アクリル塗料が最も安価で耐久年数が短く、フッ素塗料が最も高価で耐久年数も長くなります。
価格が安いアクリル塗料とは?
アクリル塗料は、アクリル樹脂が主成分です。
その特徴は、光沢があり発色が良いこと。
重ね塗りしてもムラになりにくい性質を持っています。
最も価格が安いので、短期間で塗り替えするのに適しています。
耐久年数は、6~7年程度。
外壁塗装にあまり適さないものの、少しでも工事費用を抑えたい方や、短期間で塗り替えしたい方には向いています。
密着性に優れたウレタン塗料とは?
ウレタン塗料は、ウレタン樹脂が主成分です。
ウレタン樹脂は柔らかい素材なので、モルタルやコンクリートでできた外壁との密着性が非常に良いです。
その特徴は、ピカピカとした光沢。
耐久年数は、10年程度です。
2番目に価格が安いため、平均的な相場よりも外壁塗装の工事費用を抑えたい方には向いています。
一番使用されているシリコン塗料とは?
シリコン塗料は、シリコン樹脂が主成分です。
現在、塗装工事で一番多く使用されています。
価格と耐久性のバランスが良く、コストパフォーマンスの高さが人気です。
耐久年数は、10~15年程度。
どれにするかで迷ったら、多くの外壁塗装に使用されているシリコン塗料を選んでおけば安心です。
耐久性抜群のフッ素塗料とは?
フッ素塗料は、フッ素樹脂が主成分です。
その特徴は、非常に高い対候性と耐熱性。
最も価格が高いですが、耐久年数も15~20年と最も長いです。
紫外線を浴びても劣化しにくい性質を持っています。
また、防汚性にも優れているので、汚れが付着しても雨が降ると流し落とすことができます。
屋根や外壁の塗装に非常に適していると言えますが、価格が高いためご予算に応じて屋根だけフッ素塗料で、外壁はシリコン塗料で塗装する方もいます。
ただし、この優れた耐久性によって、メンテナンス周期が長くなり、塗装頻度が少なくなることを考慮すれば、一度の工事費用にこだわらない方がいいかもしれません。
一度のメンテナンスで住宅を長く維持したい方や、たびたびメンテナンスのことを考えたくない方に向いています。
入間リフォームではご予算やご要望に合わせて、お客様に最適な塗装プランをご提案します。
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